北海道・大野さんのレポートです。
仕事でニセコに4日間滞在。
ニセコを流れる釣りの聖地、尻別川に寄らずに帰るわけには行かない。
と言うことで寄ってみたところ、ニジマスがチビ約30匹、30cm級1匹、
40cm級2匹、45cm級2匹バラシ、40cm級アメマス1匹。なんと魚影の濃いことか。
ルアーはmiu5gとFRONT LAKE6.8gの2種のみ。ここ数年は本流でも
あまり重いルアーを使わなくなった。
5gや6.8gでも、うまく使うと(うまく送り込むと)じゅうぶん深場は狙えるし、
シングルフックとの相乗効果で、根掛かりが大幅に減る。
この川は岸辺から深く、水流は強く、川通しに歩けない。
かなりの距離を背丈を越えるような葦を掻き分けて藪こぎしなければならず、
なかなかハードだった。たがらこそ釣り人があまり入らず、
多くのニジマスたちが保たれているのだろう。
この川の強い流れで暮らすニジマスたちは強烈に走り、ジャンプし、
素晴らしいファイトで楽しませてくれた。
掛かったとたんスーパージャンプをしてから水中の草むらに猛スピードで
突っ込み、フックを外した45cm級。なす術もない見事な逃げ方で完敗だった。
恐らくかつても同じように逃げたことがある猛者なのだろう。
その調子で釣り人から逃げ続け、超大物になったらまた勝負してもらいたいものだ。



