早春の北川水系にて

大分県・shoichiさんのレポートです。

今シーズンの始まりは解禁2日目。
道路脇にある電光掲示板が示す気温は2℃、ときおり雪もちらつく厳しい朝となりました。
準備をしていた数日前には近日リリースされるBELL’s(ベルズ)が届いたことで
渓流解禁がさらに待ち遠しいものとなりました。例年ならばこの時期はまだ魚が
ボトムにはり付いていることからスプーンで底を転がすイメージで釣っていくのが
私のスタイルですが、今年はBELL’s(ベルズ)をメインにPAL Limited 2023の5色を
保険として持ちこんで実釣してみました。
この1週間は雨の日が多く水量もちょうど良い感じですが狙うのは淵一択。
まだ薄暗さが残る入渓地点の淵に早速BELL’s(ベルズ)を投げ込みカウントダウンさせて
スローに探っていきます。
初めてのルアーなのでどういった動きをするのかも把握出来ていませんが
すぐに反応があり難なく今シーズン1匹目のヤマメと出逢うことができました。

諸事情で近年は釣り自体が制限されてる現状なのでサイズはどうであれ
私にとってはとても嬉しい一匹です。
リリースする際に立ち込みましたがウェーダー越しに感じる水はかなり冷たく感じます。
魚の活性はけっして高いとは思えませんが、その後すぐに2匹目のヤマメをキャッチ。
淵の手前から刻んでの釣果だっただけに、まだまだこの淵の奥から魚を抜けると
確信しましたが、さすがに思いどおりにはいきませんでした。

最初の淵では結局2匹止まりで遡行を開始することになりました。
水量があるため瀬周りも念のためチェックを入れてみますが、まったく反応が
ないことから淵の底一択という狙いはどうやら間違ってなさそうです。

昨年と比べると今年も地形が大きく変化していました。
同じ遡行ルートでも毎年まったく異なる表情を見せることからこれが飽きずに
渓流釣りを楽しめる一つの要素になっています。

次の淵でもすぐにキャッチとなりますが、しかしながらここでも後続が続きません。
魚は必ず他にもいると思うのですが、これがミノーで出来る今の現状ではないかと思います。
とりあえずここの淵では過去に良い思いをしているのでフォローでスプーンを
転がしてみました。
着底後にフリップアップさせナチュラルに流すことをくり返します。
するとこれまでとはあきらかに違う重みがロッドに乗りました。

尺上を意識しましたものの大台には届きませんでしたが今回の釣行で早くも
満足できる1匹と出逢えました。
カラーを変えて同じく転がしていくと反応はやはりミノーとは違うように思えます。
次々に後続のヤマメをキャッチしていきますが残念ながらサイズは7寸程ばかりでした。
アタリが遠のいたタイミング再びミノーに戻します。
内容にはすでに満足しているのでここから先はミノーイングオンリーで楽しむことにしました。

…といった感じに魚はのっけから反応をしますがどうしても単発止まりが続きます。
溪に陽が射し込むようになったことで魚の活性も上がりそうなのですが
状況はあまり変わりませんでした。

それでも最後にふたたびドラマが待っていました。
ズシリと乗った重みに興奮し慎重にやり取りした結果ネットに収まったのは…
またしても泣き尺のヤマメ。
越えれそうで越えれない壁…この歯がゆさが釣りを本当に面白くしてくれます。
これに満足し午後からは用事もあるので今回はここで納竿としました。

大きいヤマメが釣れることに越したことはないですが、自分の現状としては
釣りを楽しみながら素晴らしい景観の中で癒されながらストレス発散することが
一番の目的でなによりも幸せを感じる瞬間となっていますので、次回もそんな特別の
時間をまた過ごせるよう日々を頑張ろうと思った次第です。

最後に新しくリリースされるBELL’s(ベルズ)は抜群の釣果をもたらしてくれた
i-Fishにもまったく劣らない仕上がりだと個人的には感じました。
そんなBELL’s(ベルズ)で今シーズンはどこまで楽しめるか…
ひとつ釣りの楽しみも増えましたのでまたご報告出来ればと思っています。