海サクラマス

北海道・ryoさんのレポートです。

場所 北海道
魚種 海サクラマス

使用タックル
ロッド ヤマガブランクス アーリーフォーサーフ103M
リール 22ステラ4000XG
ライン シマノピットブル8 1.2
リーダー バリバス20lb

ルアー フォレスト トラウジョン143sパープルイワシ

4月より開始した海サクラマス釣行も
5回目になりそろそろ一本あげたいと急遽有給をとった。

天候が悪いことはわかっていたが、
現地に到着後、思った以上に荒れている。
雨風7.8mとタフなコンディションだが幸いにも出し風なのでやることに。

釣り場には釣り人が二人。
いつもなら30人はいる激戦区だが
平日でこんな天候ならそうだろうと
考えながら一等地に入る。

5時から竿を振るが、なんの反応もない
7時に三人組が入り、釣りを最近始めたようなグループだったが、
ものの数投で一人が50センチほどのサクラマスをすぐに釣り上げる。

先行組はまじか〜と思う気持ちと
魚がいるという期待感でなんとも言えない感情。

それから天候は悪くなり私ともう一人を残し皆、撤収。

札幌からきたという方と二人で粘る。

8時にお隣さんが45センチ程のサクラマスを釣り上げる。

先程も小桜なため小さい群れが入ってきたようだ。

厳しい天候だが、釣れているのならやめられない。

更にお隣さんが一時間おきに釣り上げ
2本追加し3本目。

私は完全にタモ入れ要員になっている…

ルアーサイズ、カラー、アクション、スピード、
通しているラインはさほど変わらないが、私にはかからない。

ここまで釣果の違いを見せつけられ諦めモードに入ったが、
すべて試してから辞めようと決め、ルアー、レンジ、アクション、
スピード等に変化をつけながら投げ続ける。

そこで先日、トラウジョン143sを購入した
ことを思い出し投入。
泳ぎが抜群に良いので早めのただ巻きをしていると今日初のチェイスを確認。

これだ!と思い数投したところで目の前に川の雨水の濁りが入ってきた。

この時、11時40分上げの潮止まり直前
手前30mに川の濁りと海の明暗部分で出そうだなと考えながら、
ドリフトで流し気味に少しリトリーブを遅くするとラインが

ぬぅーっと
持っていかれたのを見てフッキング。

キタッ!重い!!

が、ひかない。

アメマスのスレか?と思った瞬間

走り出す!
ここでサクラマスだと確信。

手前にテトラ帯が入っているため
お隣さんがテトラに下ってランディング体制に入り魚を確認。

「でっか!!」

お隣さんが私より興奮し、なかなかタモを入れてくれない。

「入らないかも!」
といいたじろいでいる。

たかがサクラマスでタモに入らないわけないじゃんと
上から見ているぶんにはそんなに大きさを感じない私。

ずっと釣れていない私のサクラマスを確実に捕るというお隣さんの気持ちがありがたい。

「バレてもよいので掬ってください」
と頼み、寄せたところで無事キャッチ。

テトラからタモと魚を受け取り、
まじかで魚を確認し驚愕。

デカすぎ。

出会って数時間の他人とがっちり握手を交わし二人で騒ぐ。

65センチ4.3キロのオス

今季初サクラ、初の4キロ、初のオス

初物づくしの一本。

トラウジョン143sはなぜかでかいのが出るとどこかの記事で読み、半信半疑だったが
結果、メモリアルフィッシュを釣ることができ、信頼のルアーとなった。