春の大野川水系にて

大分県・shoichiさんのレポートです。

前回に引き続いて大野川水系での釣りです。解禁から1か月近く経過し、そろそろ人の
混雑も少しずつ解消されそうですが目的地に向かうまでにアングラーらしき車を多く
確認できました。今回もグーグルマップで入渓できそうなポイントをいくつか
ピックアップしての釣行、幸い入りたかったポイントには人の姿はなく
今日はここから竿を出してみました。

この一週間は愚図ついた天気が続き、雨も降ったことで水量の心配はありません。
桜の花びらもすでに開き春の到来をしっかりと感じることが出来ます。
それでも…まだやっぱり魚は淵に溜まっているというイメージはとても強く、
まずは淵を釣って歩いて様子を見てみたいというのが、多く存数するポイントの中から
今回ここを選んだ理由です。まずは速いピッチで探っていきましたがまったく反応が
ないので、ルアーを沈めてスローに探ることで口を使わせることが出来ました。

残念ながら狙ってるアマゴではなくヤマメの方でしたが、下から喰いあげてきたので
イメージどおり魚のレンジはまだ深いと感じました。
ここの淵は深くノーマルシンキングのi-Fishだけでは攻め手に欠けるのは事実で
残念ながら単発の釣果に終わりました。
もっと深いレンジを探れるミノーがあればまた結果は変わったものだったかもしれません。
個人的には大場所や淵攻略に特化した
i-Fishシリーズ(ヘビーシンキングモデルやディープシンキングなど)の登場に
期待しています。

さらに本命のアマゴを求めて今度は支流の奥深くに入ってみました。
なかなか思うような反応が得られない中やっと本命のアマゴが口を使ってくれました。
今日は釣れない時間が長かっただけに喜びもひとしおです。

しかしながら数はまったく伸びずこの支流では合計3匹のアマゴを釣ったのみで、
さすがにまだ満足することは出来ず次なる場所を目指すことにしました。
依然として先行者の車も多く、事前にピックアップしていたポイントはすべてなくなったので
車を走らせては止まり澤を覗きこむといった時間がしばらく続きました。
やはり一番のネックは駐車スペースの確保と入渓できる場所を見つけることで、
まぁこれはこれでワクワクするとても楽しい時間なのでそんなに苦にはなりませんが
出来れば少しでも早く竿を振りたいというのが本音でした。
そして1時間ほどして釣り場をようやく見つけました。

苦労した甲斐あってか?入渓地点からまもなく良型のアマゴがヒット、1匹の魚と
出逢うための苦労が報われました。
この澤では想った以上に魚の反応がありますが、そんなチャンスを自分の未熟さ(バラシ)で
ことごとく潰してしまいました。

最後になんとか本命を追加することが出来ましたが、反省材料が多かった今回の
釣行となってしまいました。
これからアプローチの仕方も日に日に変わってくると思いますが、感じたものを信じ
季節を楽しみながら今年こそは昨年の分まで楽しみたいですね。