北海道・大野さんのレポートです
すっかり涼しくなった北海道。川はまだ水が少ない。川には婚姻色の出たサクラマスや産卵後の
サクラマスの死骸が見える。1匹だけサケの姿も見えた。曇りの予報だったが小雨が降ってきた。
これで魚のスイッチが入ってくれると良いのだが。
流れと深さのある一番のポイントでノーヒット。焦りながらもワンキャストごとに少しずつ釣り下り、
対岸の深場にフロントレイク6.8gを打ち込んでいくとついにヒット!と同時に全身を見せてのロケットジャンプ!
一瞬サケかと思うようなシルバーで太い魚体。猛烈に上流に突っ走られ、途中水中の岩にラインが引っかかる。
バレたか?と思ったがたるんだラインを巻いていくとまた猛烈に走り始めた。
次には下流へ、下流へと突っ走っていく。ドラグが悲鳴をあげてラインを吐き出していく。
細いシングルフックが伸びないよう、自分も下流へとおりていき、何度かのスリリングなやり取りの後、
ようやくキャッチ!
太い!メジャーを当てると予想に反して60㎝には足りなかったが、56㎝の太いレインボーだった。
岩にこすれたラインがガサガサになっていた、危なかった!
川には小さなウグイがたくさんいる。細身のフロントレイク(シルバー)を弱って流される
ウグイをイメージして流すパターンがマッチした。