群馬県上野村 神流川C&R

東京都・平川さんのレポートです。

〈天候〉
曇り時々晴れ 前日の雨で濁りあり

〈ルアー〉
i Fish フィールドチューン 70S 70F

群馬県上野村では、少し前まで川の駅周辺が予約制の特設鱒釣り場となっていましたが、
現在は一般C&Rになっていると聞き早速足を運んでみました。
冬場に放したハコスチが残っているかもしれない、という淡い期待をして。
しかし、釣り場はアユ師で溢れていました。等間隔に長い竿が連なっています(笑)
もちろんシーズン真っ只中なのですが、今年は特に多いそうです。
それでも、前日の雨で水は多めのやや濁り気味なのでルアーには好都合!と内心ワクワクして実釣開始。
iFishの70Fを流れ込みのカタや対岸ギリギリにキャストして小気味良くトウィッチをかける、
いつかガツン!と手元に伝わる当たりが来ると信じて投げ続ける。
ところが全く当たりが無い・・・生命感すら感じられない。
メジャーな釣り場ならではのお決まりバターンのスレスレ状態なのか?まさかアユにビビりまくり?

心が少し折れかけたその時でした、流れ込み下に深みのあるポイントに投げたiFish70Sにガツンと手応えが!!
キャストしてトウィッチをかけた直後、しっかりと竿がしなり手元に伝わる重さにドキドキが止まらない。
徐々に寄って来るほどにサイズ感が増してきた。いいサイズのヤマメだと確信し慎重にランディングする。
ハコスチ狙いのクセに普段使用している小渓流用のランディングネットしか持っていないという失態ですが、
何とか無事に収めることが出来てホッとしました。
少しやせていましたが40センチのカッコいいヤマメちゃんをキャッチ。
もしかしたら今日は最初で最後のお魚さんかもしれないという気がしたので、
ストレスをかけないように注意をしながらヤマメちゃんにはしばらく撮影会に付き合ってもらいました。
案の定、その後はルアーをあれやこれやと変えてみても反応が無く、仲間とメスティンランチを楽しみ、
心のエネルギーを充電したのでした。
午後もスレッスレの状況は続き、やむなく場所移動を決断!! 下流域のC&R区間もポイントには
アユ師が並んでいましたが、もう時間も残り少ないので。それでも、残り鱒を求めて釣り開始。
対岸へのキャストに魚影がスーっと動くのは見えるものの全く反応してくれませんでしたが、
1時間ほど投げ続けた時に待望の当たりがあり、何とか2匹目をキャッチしました。
結局その日はスプーンを投げても反応は無く、大きめのアピールで食わせるため7cmミノーをビシバシと
トウィッチし続けました。
最近はトウィッチのし過ぎで、手首に老廃物が溜まりシコリのように(笑)
歳は取りたくないですねぇ~。
皆さんもムキになり過ぎは要注意ですよ・・・

すでに本流はすっかり鮎シーズン真っ只中ですね、
これからの夏場を楽しめる渓流を求めて、来週は何処に行こうかなぁ。
キビキビと5cmくらいのルアーを泳がせ、岩の下から飛び出してくる元気なイワナちゃんに会いに行こうと思います。

→ 上野村漁業協同組合 HP