佐渡島

2019.3 佐渡島

埼玉県・本間さんのレポートです。

日本海に浮かぶ佐渡島。
大自然の中に、ネイティブトラウト達が潜む。
何を隠そう、私自信がこの島で産まれ関東で育ち、幼い頃には両親に連れられ
毎年のお盆休みには帰省したものである。
その頃の記憶・・・フェリーで船酔いした記憶しか無い。
まあ、それはさておき

テスターとなって、初めての大仕事?
スタッフ家泉氏を案内することになった。

この島は「固定客」がいて、決まった時期に遠征してくる。
その固定客と、バッティングしないタイミングで釣りしたいものである。

初日は、宿にて爆釣を願い酒を酌み交わし早めの就寝。

翌朝、目的の源流部へ。

初めて観る、景色に家泉氏もウキウキである。
人が入って無い事を願いつつも、先行する家泉氏に岩魚がヒット。
ルアーは、渓流の定番i-fishFT50Sである。

その綺麗さに、すっかりご満悦の家泉氏。
撮影後、リリースして先を急ぐ。

一つ目の魚止めの滝。
絵に書いたような如何にも大岩魚が!という風景である。
しかし、大岩魚は不在であったようだ。

一旦、林道に上がり次の区間へ。
沢伝えに渓へ、この区間はしばらくは、人が入って無いようである。
セオリー通りに魚が素直な反応をみせる。
瀬、淵、流れ込み脇の反転流と、バラエティーに富んだポイントから
色んな斑点模様の岩魚達が顔を出す。
赤、橙色、ピンク、白と我々の目を飽きさせる事は無い。
中にはブルックか?と思わせる魚も。

型は中型が揃うが中々、極太40アップが出ない。
先行する家泉氏手応えを感じデカイ!と叫ぶ。

何とか、尺岩魚が釣れ、ガッチリと握手!

更に魚止めの滝を目指す。
反応は相変わらずで、ついつい雑になりがちであるが、油断大敵。

でも、更なる大型は顔を出さず!

とりあえず、川通しで車に戻る事に。

そして、翌日もまた違う秘境の渓流へ。
ここは、完全に失敗であった、最近人が入ったようである、反応が悪い。
全くどうにも成らない、大淵で数尾掛けたのみ、しばらくは、両者供にガマンの釣りであるが、
有る地点から、いきなり反応が復活した。

どうやら、この地点で引き返したようだ。
これからが、本番だ!と思いましたが家泉氏のスケジュールの都合でタイムアップ。
後ろ髪を引かれながら、またまた川通しで車へ戻る事にしました。

その後、ラーメンをご馳走になり二人別行動。

次の日は、僕自信が最終日。
昼の船で帰らねばならない。

40アップの岩魚を狙うが、尺止まり。

そして、最終ポイントへ。
ここで一発逆転のドラマが!

ある大場所でMiu8gで魚を誘うと尺くらいのが、チェイス確認。
そして、次のキャストで目を疑った!
水中でそうみえただけかも知れないが尺岩魚の2倍3倍に見えた。

チェイスして、直ぐに元の場所へ戻って行く。

次のキャストで決めなければ。
プレッシャーが掛かる場面。

ポイントにMiu8gが着水、沈めながらシェイクすると、さっきのバカデカイ奴だ!
その瞬間ガツンとMiuをひったくり、ドラグが鳴る!
ロッドが満月に!
バラスものかと慎重にやり取り浅瀬に誘導してネットイン。

46センチ、ド迫力のアゴがシャクれ三口の太い大岩魚!

完全ネイティブの居着きの個体に大満足で遠征を締めくくれた!

やはり、この地のポテンシャルは半端ではない。
50アップの個体も潜むこの島に、感謝である。