2006/6/3 中禅寺湖

6月3日、今日は中禅寺湖特別解禁の日です。
中禅寺湖に訪れるのは実に13年ぶり。
西側が禁漁区になる前によく入ったポイントで再び釣れるとあっては行かない訳には行きません。
西側禁漁を機に、同じように中禅寺湖から離れていた友人と共に、13年ぶりの中禅寺湖へ向かうことになりました。

中禅寺湖の西側には並々ならぬ思い入れがあります。
今から20年近く前、中禅寺湖に始めて訪れた年のこと。
リールには100mのライン、当時自分で使うスプーンとして試行錯誤していた試作のスプーンでキャストを繰り返すうちに一際強いアタリがありました。
すかさずロッドをあおり合わせた途端、猛烈な勢いでラインが引き出され始めました。
ドラグが全く効かない、今までに経験したこと無い強烈な引き。
焦りを抑えつつもバラさないように、ラインブレイクしないようにと必死に抵抗を続けましたが、その努力も及ばず100mのラインを
ほとんど引き出されたところで遥か遠くの湖面に大きなシルエットが跳ねました。
その途端、ラインに掛かっていたテンションはふっと消え、湖面にラインが浮かびました。
思えばその時から中禅寺にはラインを断ち切られた大物を狙うために訪れるようになったのでしょう。

午前3時、プリンスホテルの裏手から入り、20分ほど歩いて栃窪の先を目指しました。
早朝にも関わらず畔に出ると岸にはもう明かりが並んでいました。
予想はしていたものの、それ以上の先客がいたかと思わず苦笑い。
少し歩いて隙間を見つけ、そこに入らせて貰う事にしました。

日の出を迎え薄明るくなると同時にキャストを開始。
開始してまもなく、すぐ隣に居た人にアタリがありました。
数分でキャッチされたその魚は45センチ位でしょうか、魚種までは確認しませんでしたが、自分も負けてはいられないとキャストを繰り返します。
しかし入った場所がやや悪く、キャストする場所にブッシュがかかり思うようにキャストが出来ないのが辛い所。
結局手近に良さそうな場所の空きもなく、キャストを繰り返すうちにすっかり明るくなってしまいました。
そして、今の場所周辺では開始間も無く隣で上がった一本以外はみなアタリが無いようでした。
この場所は駄目かもしれない、そう思い場所移動をして友人らと合流することにしました。
合流した友人は40cmオーバーのブラウンとレイクトラウトの2本を上げていました。
何で釣り上げたのかと聞くとテスト用塗装したリアライズ14グラムとのこと。
私も何個か持っていたので早速キャストすると3投目にずしりと重いアタリが。
掛かった!と思いすぐさまロッドをアオリ、バレ無い様に2度合わせをします。
抵抗されつつもそれを抑え込み、ブラウンをキャッチすることができました。
まあまあのサイズ、50cm弱ぐらいでしょうか?
ラインを断ち切られた大物ほどではないでしょうが、13年ぶりに見る中禅寺湖のブラウンは感慨深いものがありました。

3日、4日の二日が終われば、中禅寺湖の西側は再び禁漁区となります。
西側には入れなくなりますが再び中禅寺湖へ訪れたい、また中禅寺湖で釣りをしたいと強く思いました。
近く再び中禅寺湖を訪れ、今度はラインをブレイクしたあの大物と並ぶトラウトを釣り上げたいと思います。